こんにちは!
ピアノ調律師の吉田玲奈と申します。
ご覧いただきまして、ありがとうどざいます。
ピアノのちょっとした豆知識を、ちょこちょこ、
簡単にご紹介していくページです。
目次
Q.58 鍵盤の蓋 開けっ放しOK?
ケースバイケース・・・かなあ。
湿気のことだけを考えると
雨の日と夜間は閉めて
晴れた日は開けて風通し良くするのが
ベストかと思いますが
(使ってないピアノならなおさら)
まあ、めんどくさい・・・。
また、お子様が開け閉めするご家庭だと
スローダウンのないピアノだと
手を挟みそうで心配。
(小さい頃は、よく挟まりかけてました)
湿気状況、誰が弾くピアノか、弾く頻度など
各ご家庭が総合的にみて判断!で良いのでは?
と個人的には思います。
閉めておく派の意見
①埃が鍵盤の下に
たまってしまうから閉めて置く
定期的に調律しておられるピアノであれば
調律時にお掃除してくれてることが多いので
そんなに心配ないかと。
(していない調律師さんも稀に・・・)
ちなみに私は毎回調律時掃除を行います。
②鍵盤に傷がいくのを防ぐ
ピアノの上に物を置いていて
鍵盤の上に落下し傷ができたり
欠けたりはありえますね。
ピアノの上に物を置かないがベストですが。
あとは、譜面台に置きっぱの譜面の落下とかも
ありがち?
③雨の日の湿気が気になるので
閉めておく
湿気が多いお部屋にあるピアノは
雨の日や夜間は窓を閉め、
鍵盤蓋も閉めて
湿気からできるだけ守るのが◎
開けっ放し派の意見
❶開けておくことで
いつでもさっと気軽に
ピアノが練習できる状態を保てる
なんなら、譜面も譜面台に置きっぱ!
(私、やりがち・・・)
練習へのハードルは下げれます。
❷晴れて湿気が高くない日は
窓も開けて、
風通しをよくしてあげたいから
ピアノの内部の空気をこもらせたくないので◎
24時間温度湿度管理されているお部屋は
開けっ放しが良いかもですね。
❸こどもが使うので開け閉めが心配
最初にお伝えしたように
私は小さいころ手を
よく挟まりかけてましたよ。
鍵盤蓋って結構重いんですよね。
小さい子に開け閉めをさせるのは
結構危険かもですね。
ゆっくり蓋が下りてくる
スローダウンの付いてるピアノだと
問題はないですが。
(後付けもできますよ!)