こんにちは!
ピアノ調律師の吉田玲奈と申します。
ご覧いただきまして、ありがとうどざいます。
ピアノのちょっとした豆知識を、ちょこちょこ、
簡単にご紹介していくページです。
Q.69 ピアノキーカバーってする意味あるの?
キーカバーをする理由としましては
①鍵盤、鍵盤下のホコリ防止
②鍵盤の傷防止
①鍵盤、鍵盤下のホコリ防止
あまり弾かないピアノや
弾くことが少ない最高音・最低音(両端)の鍵盤は
鍵盤の上にホコリがたまり
ひどい湿気を吸ってなのか
固まってこびりついていたりします。
また、鍵盤の間は隙間があるので
そこから埃が入り
鍵盤の下は埃がたまります。
ホコリが湿気を吸収して
それがカビの原因になったり・・・

それらの予防になるかな。
+定期的に調律して掃除してもらっておくのが◎
②鍵盤の傷防止
アップライトピアノの場合
鍵盤蓋に付いている譜面台の固定部分が弱くなり
ロックがしづらく
パカパカすることがあります。
鍵盤へ直接当たって
傷がいかないように
キーカバーで保護しておくのは有効ですね。
ちなみに・・・
私はキーカバーしてません。笑
めんどくさがり屋で
すぐ弾きたい!っていう理由で
付けてませんね。
(えらそうに言うことではない・・・。笑)
譜面台もちゃんとロックされていて
パカパカせず気にならなかったっていうのもあります。

定期的に調律しておられるピアノは
毎度鍵盤下を掃除してくださる調律師さんも多いと思いますし
(私も毎回調律します!)
譜面台の蝶番を交換しないといけないパターンもありますが
だいたい譜面台も調子悪いと直してもらえたりするので
キーカバーなしでも大丈夫なこともあるのかな?と思います。
(キーカバーをしなくていいと言っているわけではないですよ!!)