こんにちは!
ご覧いただき、ありがとうございます。
ピアノ調律師の吉田玲奈と申します。
前回、新品ピアノ、中古ピアノの特徴や、メリット・デメリットをお話ししました。
気になる方はCHECK☟
新品ピアノと中古ピアノ、何が違う?特徴やメリット・デメリットを解説!
今回は、新品・中古ピアノに共通した、調律師の私が思う、後悔しないピアノの選び方をご紹介できたらと思います。
1.自分にとって何が重要か。
条件を明確にしておくと、自分に合ったピアノを見つけやすい
☆音色の好み
☆タッチ
☆誰が何のために弾くのか
☆新しいのが良い
☆どのくらいの頻度で弾くか
☆デザイン
☆予算
☆どのくらいの期間、ピアノを使用したいか
☆置きたいスペースに入るピアノのサイズが
など
自分がどんなピアノを購入したいのか、条件を明確にしておくと、自分の好みのピアノを見つけやすくなります。
ピアノを一度購入すると、長い期間所有し、定期的なメンテナンス(調律・修理など)が必要になってきます。
購入前にじーっくり考えてほしいですね。
2.信頼できるお店で購入
★いろいろ質問しても、しっかりと説明してもらえる
★ピアノの内部を見せてくれる
★手厚い保証がある
☟
信頼できるお店だと、購入してからのアフターサービス(調律など)の対応も、しっかりしてくれそうなので、安心ですよね。
中古ピアノの場合☟
傷んだ個所のみ修理したものから、内部の部品をほとんど交換した完全修理品まで、さまざまです。
👇
お店によって、さまざまな修理レベルで販売されているので、購入したいお店のピアノはどういう状態なのか、しっかり説明できるお店が安心です。
ジモティーとかでピアノを譲り受けられる方もおられますが、結構リスキーで、運ゲーな部分も大きいなと感じます。
3.価格だけでは選ばない
安いものには、それなりに理由が…。
中古ピアノ☟
状態劣化がひどく、購入後、高額な修理が必要になる可能性があるピアノかもしれない。
新品ピアノ☟
グランドピアノ、アップライトピアノ共に、お高め、お安め、価格差がありますが、価格に見合った、それ相応の品質になっていると感じます。
4.外見だけで決めてはダメ✘
中古ピアノ
外装だけでなく、内部の状態も確認しておくと◎
修理・調整の内容や調律履歴なども、確認できると安心です。
新品ピアノ
最近だとコンパクトで、デザインについても、お家の雰囲気に馴染むピアノが人気なのかなと感じます。
見た目がかわいい~♡で選ぶのもアリだとは思います。
(確かに私も、コンパクトで木目のピアノ、見た目かわいいなって思います。)
ただ!サイズの違いなどで、音色やタッチが、全然違ったりします。
この音色に惚れた♡とか、弾きやすい♪とかの選び方の方が、後々、後悔が少なく、愛着が湧いて、長年ピアノを演奏したくなるコツなのかなと個人的には思います。
多少はタッチを調整したりすることはありますが、それぞれのピアノによって限界があるので…。
5.たくさん試弾して、音色、弾き心地、異音を確認。
新品ピアノ、中古ピアノ、小さいサイズ、大きいサイズ、など、
色んなピアノを弾いてみてください♪
音色、タッチなどの違いが少しずつ分かり、自分の好みの音色やタッチが、見えてくると思います。
同じ曲の同じフレーズを弾いて、それぞれのピアノで弾き比べすると、音色や弾き心地の違いをより感じやすいと思います。
ピアノも出会いが大事ですね。
6.チェックポイント
実際にどんなことを気にしながらピアノを選べばいいのか…
詳しくポイントをわたしなりにまとめてみました。
試弾時に確認すること
☆鍵盤がスムーズに動くか。
☆ペダルを踏んだ時、軋み音はないか。
☆弾いた時に、ジリジリと共鳴してる音、他に、気になる音は鳴っていないか。
消音にできる機械が搭載された消音ピアノ(サイレントピアノ)は、
さらに細かい部品や金属部品が増えるので、雑音がでやすいように感じます。
中古ピアノの場合
-外装-
☆日焼けしていないか。
外装が剥がれそうなところはないか。
☆大きな傷はないか。
☆鍵盤の割れ、反りはないか。
横から見て、鍵盤の高さは均等か。
-内部-
☆ハンマーの溝が深くないか。
☆弦に錆がないか
☆フェルト・クロス・スキンの虫食いはないか。
もけもけになっていないか。
☆木部のカビ汚れはないか。
☆響板にひび割れはないか。
まとめ
ピアノは、一度、購入すると長く付き合っていく楽器です。
だからこそ、
「見た目が好き!」「価格が安い!」
というだけで決めるのではなく、
”自分がどんな音色が好きなのか”
”どんな弾き心地が好きなのか”
”どんなふうにピアノを楽しみたいか”
そこを大切にして、実際にたくさんのピアノを試弾してみてください♪
新品ピアノも中古ピアノも、それぞれ良さがあり、ピアノによって音色やタッチ、状態は様々です。
そして、中古ピアノを選ぶ場合は、外装だけでなく、内部の状態やこれまでの修理、調律履歴なども確認しておくと安心です。
「このピアノすきだな」
「なんだか弾きやすいな」
そんなふうに、自分が「このピアノが好き!」と思える一台に出会えることが、後悔しないピアノ選びにつながるのではないかと思います。
ピアノ購入で悩んでおられる方に、少しでもお力になれたら嬉しいです。
素敵な一台に出会えますように。最高のピアノライフを…♡
