調律時の作業内容

こんにちは♪
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ピアノ調律師の吉田玲奈と申します。
ピアノや調律についてご紹介していきます。

どんなことをしているのかな?

だいたい定期調律で作業時間はおよそ2時間。

調律に来てもらって何時間も作業を
最初から最後までみることも
あまりないと思うので、
いったい何をしているのだろう?と
思われたことはありませんか?

私がいつもしている内容にはなるので
他の調律師さんと異なることも
あるかとはおもいますが
簡単に作業の流れをご紹介します。

作業の流れ

❶まず音を確認
1音1音弾いて違和感がないか
調子を探ります。

❷外装と鍵盤の取り外し
外装を丁寧に取り外します。
鍵盤も取り外せるので
鍵盤下など掃除機をお借りして
掃除からはじめます。
この時に内部の状態をチェックします。

❸調律、調整
一台に230本程ある弦を
張ったり緩めたりして
正しい音に合わせていきます。
たくさんある全ての部品が正常に
動いているか
88鍵全て同じように動いているか
確認し調整してきます。

❹確認
問題がないか試弾し、音や弾き心地、
ペダルの動きなどを確認します。

❺外装を取り付け
丁寧に外装を取り付け
塗装を自分の手垢が残らないように
丁寧に拭き取ります。

❻最終確認
外装を取り付けてからも
1音1音試弾、再度確認します。
鍵盤を綺麗に拭きます。

❼お客様に確認していただく
お客様をお呼びし
確認していただき作業終了です。

作業をみてても良い?

もちろん気になる方は
作業をご覧になられていても大丈夫です!
長時間で一見地味な作業なので
そのうち飽きると思います。笑
最後までご覧になられても
お好きなタイミングで普段通りの
生活に戻ってくださっても大丈夫です♪

作業中はどう過ごせば良い?

調律は非常に繊細な音を聞き取る作業です。
ですが!
作業をしている近辺で調律を妨げるような
とても大きい音でなければ
問題なく作業が行えます!

調律を妨げる大きな音とは?

★大音量で音楽を聴く
★別の楽器で演奏をはじめる
★大音量でテレビを流す
★近くで掃除機をかける

上記のような状況でなければ
大丈夫です。
普段通りお過ごしください♪