こんにちは！
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ピアノ調律師の吉田玲奈と申します。
ピアノ椅子って
どんなものがあるの？
大きく分けて2種類あります。
背付き椅子
（トムソン椅子）
（Ｎｏ．５）
ベンチタイプの椅子
この他に折りたたみタイプの椅子や、丸椅子タイプもあります。
高さが調整しやすいのは？
どっちが調整しやすいかというと難しいですが
２種類の椅子の違いを説明すると
簡単に高さを調整できる
後ろに付いているタブで簡単に調節できます。
ですが、
目盛りにそった高さに変更できますが、
細かい微調整はできないのが特徴です。
自分の高さを覚えておくと、
発表会など外で演奏する時に再現できます。
いつもと同じ高さで弾くことが可能なのは安心。
高さを微調整できる
サイドに付いたハンドルで高さを無段階で、
細かく微調整できます。
ですが、
高さを変えると、元の高さに戻すには、
自分の感覚で、このくらいかな？と、
アバウトにしか戻せない。
ピアノ教室や発表会、親子やご兄弟（姉妹）が
演奏されるようなご家庭等、
複数人が使用する場合には不向き。
長時間練習にむいてるのは？
クッション性がないものは不向き
背付き椅子
☟
座面が硬いものが多い
ベンチタイプ
☟
背付き椅子よりクッション性があるものが多い
演奏中、安定性が高いものは？
背付き椅子
☟
背もたれは演奏中には使用しませんが、
背もたれがついていることで、
椅子自体の重心が後ろになり、
前に体重をかけても椅子が浮きにくく、
安定性があります。
一般的に約７～８㎏と重量があるものが多い。
小さいお子様が座った際に、
後ろに倒れる心配が少ないのも◎
ベンチタイプ
☟
軽量なものから１０㎏超えのものまで、
さまざま。
軽すぎると動かすのは簡単ですが、
演奏中にぐらついてしまい安定しないため、
重さがあり安定性のあるものを選ぶのが◎
どれにしよう？
自分の好みで選んで～♪
背付き椅子もベンチタイプも良し悪しがあります。
ちなみに、背付きタイプの椅子の方が、
価格が高い傾向にあるのかなと思います。
ご説明させてもらったことを片隅に
自分にあった好みのピアノ椅子を選んでください♪