こんにちは!
ピアノ調律師の吉田玲奈と申します。
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
ピアノのちょっとした豆知識を、ちょこちょこ、簡単にご紹介していくページです。
Q.6 ピアノとチェンバロの違いってなあに?
さてさて、みなさんは、チェンバロという楽器はご存じでしょうか?
ピアノとチェンバロって、形が似ているように、みえますよね。
また両方とも鍵盤を指でおさえて弾く楽器です。
どのように違うかと言いますと音が出る仕組みが違ってきます。
チェンバロ ⇒ 弦を爪ではじいて音を出す
ピアノ ⇒ 弦をハンマーで打って音を出す
はじく・打つの違いは音色にも影響してきます。
ぜひ、気になられる方は、チェンバロの音を検索してみてください。
全ての物が必ずそうという訳ではありませんが
チェンバロの鍵盤の配色が、現代のピアノと逆転しているものがあるのも、違いがありますね。
ちなみに、チェンバロというのはイタリア語で、正式名称は、”クラヴィチェンバロ”といいます。
また、地域によって呼び方が違ったりもします。
イギリスでは、”ハープシーコード”と呼ばれており、フランスでは、”クラヴィサン”、
ドイツでは、”キールフリューゲル”と呼ばれています。