こんにちは!
ピアノ調律師の吉田玲奈と申します。
ご覧いただきまして、ありがとうどざいます。
ピアノのちょっとした豆知識を、ちょこちょこ、簡単にご紹介していくページです。
Q.90 なぜ移調楽器は、存在する?
ANSER
☟諸説ありますが
①良き響きの調のものが残った。
②譜面が読みやすく、演奏しやすいように。
まず、はじめに移調楽器とは・・・
実際鳴っている音(実音)と楽譜に書かれている音(記譜音)が違う楽器のこと。
詳しくは、Q.89 移調楽器ってなあに?という記事で、お話しています。
よろしければ、ぜひ、こちらもご一読ください♪
話を戻しまして・・・。
移調楽器・・・。
なんでそんなことするねーん!!
…と、私は思っちゃったんですが、みなさんは、どうですか?
☟詳しくお話していきます。
①良き響きの調のものが残った
むかーしむかし、半音もすべて出せる楽器を作るのは難しく、それぞれの調ごとに楽器が作られました。
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(出せる音域には限界がありますが)技術が発展し、1つの楽器で、全ての調に対応できる楽器ができました。
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最終的に響きの良い調のものが残りましたとさ。
調によって、その調のカラーというか、雰囲気とかがあるな~と私は思うので、それぞれの楽器に合う、綺麗な響きに感じる調が、現在残っているということでしょうかねぇ~。
②譜面が読みやすく、また、演奏しやすいように
これに関して、私には分からなかったので、移調楽器であるサックスを吹く友人に話を聞いてみました!
移譜面(実音ではなく、移調されている譜面)が、ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド の時・・・
実際に鳴っている音は・・・
アルト・バリトンサックス→ミ♭ ファ ソ ラ♭ シ ド レ ミ♭
ソプラノ・テナーサックス→シ♭ ド レ ミ♭ ファ ソ ラ シ♭

サックスはサックスでも、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンなど、いろんな音域の楽器があります。譜面を移調しておくことによって、どの音域のサックスも指使いは同じなり、わざわざ新しい指使いを覚えなくてよいというのが、良いメリットだそうです。
ただ!!例えば、アルトとテナーは別の調になります。そのため、読み替えないといけないという、デメリットも多少あり。
でも、E♭とB♭の調の読み替えは、そこまで難しくないそうなんです。アルトが「ソ」だったら、テナーは「ド」だなって、すぐに読み替えれるそう。
ピアノ演奏者でいうと、何気なく、ト音記号と、ヘ音記号を読み替えていると思うのですが、それと同じ感覚なんでしょうかね?
不思議なのは、ユーフォニアム
~私の昔のお話~
前回、Q.89 移調楽器ってなあに?で、中学生の時に吹奏楽デビューをし、1年生の時に、トランペットを吹いていたお話を少ししていたと思います。そして、その後、中学2年生の夏、三年生が引退したことによりユーフォニアムの空きができ、トランペットからユーフォニアムに乗り換えます。(トランペットがあまりにも下手だったので、心機一転、新しい楽器に挑戦したかった。(笑))
そこで、大混乱大発生!
ユーフォニアムをはじめて間もない、音階を練習していた時のこと。トランペットとユーフォニアムの指使いは同じなのに、譜面を見ると違う調を吹いてる~!?
ん~~~、でもでも、私的には、鳴っている音はトランペットと同じ調を吹いているように聴こえるんだけどぉぉぉ~~!?
ユーフォニアムの楽譜は2種類ある!

①実音で書かれた譜面
②実音より1オクターブと長2度上の音で記譜された譜面
当時の私に配布された楽譜は、①の実音で書かれた楽譜だったので、引退するまで、私の頭の中は聞き分けが悪く、大混乱をし続け、譜読みに大変苦労した思い出が残っています・・・。
なぜ、ユーフォニアムの楽器は、移譜面ではない、実音で書かれた譜面が使われていたりするのか、ご存じの方がおられたら、ぜひ、コメントにてご教授いただけると幸いです。
