こんにちは!
ご覧いただき、ありがとうございます。
ピアノ調律師の吉田玲奈と申します。
新品は高いけど、電子ピアノもな~…と
悩んでおられる方!
中古ピアノという選択肢もあります!
みなさんは、中古って聞くと、
どういうイメージがありますか?
新品・中古ピアノには、
それぞれ違った魅力があります。
「新品だから絶対良い」
「中古だからおすすめしない」
というわけでは、ありません。
大切なのは、ご自身の予算や使い方に合ったピアノを選ぶことです。
新品ピアノと中古ピアノの特徴や、ピアノの選び方について、お話していこうと思います♪
新品ピアノと中古ピアノ
新品ピアノ…
まだ誰も使っていない、まっさらな状態のピアノ
中古ピアノ…
購入以前に前の持ち主がおられ使用されていたピアノ
新品ピアノの特徴
☆価格が高い
メーカー・使用している材料・外装・背の高さで、価格が変わる。
☆比較的新しいため、状態が良ければ買取価格がつきやすい
もしピアノを弾かなくなって売りたいとなった時、人気機種で状態が良ければ、高い査定が期待できることもある。
☆メーカー保証がついている
☆今まで積み重ねてきた技術を持って、製造された最新のピアノ
☆昔よりデザインのバリエーションが豊富
☆寿命が長い
しっかりとしたメンテナンスを続けていれば、長きにわたり美しい音色を保ちながら演奏できる。
☆部品がすべて新しい
①劣化・消耗のことを当分気にしなくいい
②新品の部品たちが(弦・木・フェルトなど)が、
・弦が伸びる
・木材やフェルトが湿度や温度の影響を受けて変化する
など、環境になじむまで変化が大きいため、調律や調整が落ち着くまで時間がかかる。
このことから、
・調律が狂いやすい
・鍵盤が元の位置まで戻らない
・音の止まりが悪い
などの不具合が起こることも。
③理想の音を作るのに時間がかかる
弦を打つハンマーは、羊毛でできており、新しいと柔らかい
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優しく伸びのある音と感じる人もいれば、柔らかすぎて物足りないと感じる人も。
弾きこむことで、ハンマーがほどよく硬くなり、また、調律などを繰り返すことで、少しずつ、そのピアノらしい音へ育っていく。
響板(弦の振動を増幅し、音を豊かにする木の板)の鳴りも良くなり、響きの良い深みのある音に少しずつ変化。
音色を育てる過程を楽しめる人は、自分の理想の音に近づいていくと、愛着がわき、それがモチベーションとなるかもですね。
中古ピアノの特徴
☆購入費用を抑えながら、高品質な材料を使用した上位機種が手に入るかも!?
価格は、状態の良し悪し、ブランド、年代によって変動。
・傷んだ個所のみ修理したもの
・ほとんど全て交換した完全修理品
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お店によって、さまざまな修理レベルで販売されている。
☆部品の損傷や劣化をしている場合がある
目に見える外装の傷や汚れもあれば、目に見えにくい内部の劣化も。
部品の劣化は、音・演奏感に影響し、寿命にも関わる。
部品交換や修理のリスクが上がるし、逆にコストがかかり、かえって割高になる可能性も。
☆弾きこまれているため、購入時からすでに熟成された深みのある音色になっているものが多い
羊毛でできているハンマーは、だんだん硬くなってくるので、音がハッキリしている。
たくさん弾かれている+メンテナンスされていない
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この様なピアノは、ハンマーが硬くなりすぎて、音が硬く強弱がつけにくい。
強い弾き方で、たくさん弾かれてきたピアノは、中央のよく弾かれる鍵盤と両端の弾く機会の少ない鍵盤とで、音やタッチのバランスが悪くなっていることも。
☆残りの寿命は状態によって大きく変わる
・品質は良いか
・メンテナンスは、しっかりされていたか
・保管環境は良かったか
・前の持ち主の弾きこみ具合
・弾き方の癖が強かったか
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寿命に関わる!
これらの状態が良いと長く使用できる。
☆品質・状態の良し悪しの見極めが難しい
☆クラシカルで重厚感のあるデザインが多い
つまり
新品ピアノは、新しい部品たちが環境に馴染むのと、調律が安定するのに時間がかかります。
その過程を楽しめる方で、
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・じっくり自分らしい音を作り上げていきたい方。
・タッチや音色にこだわりがある方。
・誰が使ったか分からないものに抵抗がある方。
・先生や音大生など、毎日たくさん弾く予定のある方
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新品ピアノがおすすめ。
中古ピアノは、状態によっては、新品より早く、修理や部品交換が必要になることがあります。
将来かかるかもしれない修理費用も考慮した上で、
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・購入費用をなるべく抑えたい方。
・上位機種を新品より低価格で手に入れたい方。
・最初から音が響いているピアノが欲しい方。
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中古ピアノがおすすめ。
まとめ
新品ピアノでも、買ってすぐにOK~♪という楽器ではないんです。
育てていく楽しみがあるのも、新品ピアノならではの魅力の一つだと思います。
逆に、中古ピアノは、良質なピアノと出会うことができたら、メンテナンスや修理をすれば、長く使用できます。
お気に入りの音色のピアノを購入出来たら、新品同様、愛着もわきますし、演奏のモチベーションも上がります。
新品にも、中古にも、それぞれ違った魅力があります。
ぜひ、購入する際は、新品も中古もさまざまなピアノをたくさん試弾して、ご自身にぴったりの一台を見つけて、長く大切に弾いていただけたら、嬉しいです♪
可能であれば、信頼できる調律師にも相談しながら選ぶと安心です。
おわりに
我が家のピアノは、私が幼い頃に、ご近所の方から譲っていただいた中古ピアノです。私が弾き始めてから約30年になります。
自分で調律するようになって感じるのは、部品の消耗や、チューニングピンの緩みが少しずつみられるようになってきたことです。(調律の練習で、一般的なピアノより調律回数が多いことも影響しているかもしれませんが。)
それでも、問題なく演奏できますし、長年一緒に過ごしてきた大切な一台で、私に愛されています。
